吉田ななの政策3 障がい児・者政策

インクルーシブな社会をつくります

 私たちは、それぞれいろいろな個性を持っています。一人ひとりが違う存在であり、一人ひとりが大切な存在です。生まれながらや事故等による身体の不自由は、工夫された道具や社会の配慮によって軽減します。メガネをかけている近視の人を障がい者と言わないように、車いすでしか移動できない方であっても、段差の解消やエレベーターの利用によって、街を移動することは「障害」ではなくなります。

 例えば、高い壁の向こうの景色を見ようとするとき、背の低い人には踏み台を、車いすの人にはスロープ付きの台を作る事によってはじめてみんなが向こうを見ることができます。全ての人に同じ条件を与えることが「平等」なのではありません。社会が「合理的配慮」を行うことによって皆が同じサービスを受けることができるのが「平等」です。

 神奈川ネットは、誰もがともに育ち、学び、暮らすインクルーシブな社会を目指します。

●地域で自立した生活ができる仕組みを提案します。

 大和市の小中学校では、普通教室に在籍している支援の必要な子どものためにスクールアシスタントを配置していますが、現状はひとつの学校に1~2人です。1人につき、1週間に1時間などしか対応ができず、十分な支援を行うことができていません。発達障害についての正しい知識を持つスクールアシスタントが増え、各学校に入り込み、指導をすることで、個々の子どもに合った学習を受けることができ、学習効果も上がります。

●小中学校でのスクールアシスタントやヘルパーの増員を働きかけます。

特別支援学校と普通校が合築した糸魚川市立ひすいの里総合学校を視察