学習会「食と農のつながり」と「学校給食」
戦後の日本は食料自給を高める農業政策が貧弱だったため、1960 年には 73%あっ た食料自給率(カロリーベース)は現在 38%と低迷し、大部分を輸入に頼っています。 なかでも神奈川はわずか 2%しかなく、地産地消もままならない状況です。加えて、近 年の気候危機や燃料等の高騰により、生産者はたいへん厳しい状況に置かれています。
一方で、相模原・県央地区は、農地と消費地が近いという特性や優位性があります。 生産者と顔が見える関係をつくりやすいことは、農産物の安全性を確保するために大切 なことです。 地産地消を継続・拡大していくためには、市民の買い支えはもちろんのこと、農家の みなさんの安定した販路の確立、学校給食等で地元産の農産物を使用していくしくみづ くりが重要です。あわせて、耕作放棄地を再度耕していくことも必要になってきます。
食と農のつながりを学び、生産者や行政の立場からのお話なども伺いながら、私たち にできることを考えすすめていきましょう。
開催日時:2024 年7月 14 日(日) 13:30 ~ 16:00
会場:海老名市文化会館 351・352
🔷基調講演 講師:小口広太 氏
🔹パネラートークセッション
「有機農業の推進に舵を切った相模原市(オーガニックビレッジ構想)、若手の地元農家さん、
学校給食をテーマに活動されている市民の方、それぞれの実践事例や現状課題についてお話しいただきます」 パネラー:相模原市 環境経済局 農政課 オーガニックビレッジ担当職員、
Microbe-Naturalfarmaers 追立昭博氏、市民代表(有機給食の推進活動されている方)の3名を予定
🔹ワークショップ
「自分たちの地域で何ができるか」「こんなことやっていけたらみんなでアイデアを出し合おう』