新人研修を受けました
新人研修を受けました。
議会運営、総合計画、大和市の財政状況と予算について教えていただきました。
市内視察は市立病院、北部浄化センター、子どもの城と大和公園、ゆとりの森、環境センターに行きました。
大和下水は北部浄化センターと中部浄化センターの2箇所で処理されています。
北部浄化センターではでは1日あたり44,000立方メートル処理され境川へと放流されています。
沈殿させて浮き上がったゴミを取り除いたり、濾過したりを繰り返しながら1メートル下のネジが見えるまで綺麗な水になって川に戻されていることが分かりました。
北部・中部浄化センターから発生する下水汚泥を焼却する汚泥焼却炉も併設されています。
燃焼されて灰になったものはコンクリートに再利用されているそうです。浄化センターの方のお陰で私たちの生活が滞りなく過ごせていることに改めて感謝したいと思いました。
子どもの城は保育所ななつぼしとこどもーる(親子の集いの場)の施設が入っています。
送迎ステーション、一時保育、休日保育、体調不良児対応型病児保育もしているので利用者率が上がっているようです。
子どもの城の屋上は人工芝だったので真夏はとても熱くなって遊べないのではと懸念されました。
大和公園は駅近な立地のため高校生も空きスペースに集っていました。大和公園には元々たくさんの木があり憩いの場でありましたが木を切ってしまったことで日陰がなく地面からの照り返しが強く、5月で既に暑かったので真夏はもっと温度が上がってしまうのが気になりました。ベビーカーや車椅子の方は地面から近い場所に座っているので体感温度が更に上がってしまうのが心配です。
ゆとりの森は平成19年に開園したスポーツとレクリエーションの公園です。芝生グラウンド、テニスコート、フットサルやバスケットができる多目的スポーツ広場などがあります、中央部分の修景池ゾーンは大雨時の遊水地としての機能も備えられるので大雨の時も安心で。また管理棟の下には災害時の備蓄品も蓄えられています。綾瀬市と隣接しているためお隣りには綾瀬市の公園があります。また厚木基地がすぐ隣にあり着地するための誘導灯が公園の真ん中にあり、公園のすぐ上を飛行機やヘリコプターが飛んでいます。飛行機の部品が落ちたりする事故も起こっているためこのような場所に公園があることが危ないと思うのですが、テレビ取材があったり人気がある公園としえてネットでランキングや上位を占めているそうです。
柳橋ふれあいプラザは、ごみ焼却施設の余熱を利用した市民の健康及び福祉の増進と文化の向上を目的として整備されたコミュニティ施設です。 ごみ焼却処理施設管理棟の2階に平成6年4月に設置され、集会室や浴室等が設けられ、これまで多くの方々に利用されています。管理センターのゴミ償却処理能力は1日450トンとなっています。今回コンピュータシステムで集中管理することで清潔安全を保っているところを見せていただきました。また最新鋭設備で臭い、騒音、有害ガスを徹底的に除去し外に漏れない対策も万全になっています。処理された灰はブロックなどに再利用されています。ごみ焼却処理施設整備事業(平成2年度~平成5年度)で延命化工事を行なっており、令和20年まで使うことを目指しています。
選挙中いたたいた質問で、私たち主婦はプラごみをなるべく綺麗にして分別を頑張っているけど、実は燃料になるからといって燃やしてしまっているらしいと聞いたの、そんなに頑張らなくてもいいのかな???
そんな話しを聞いたことあるし正直私もよくわかっていませんでした。今回その疑問が解け、皆さんが頑張って分別しているプラごみは90%のものがちゃんと再利用されていることがわかりました。残念ながらあと10%のものは汚れがあったりして再利用できていないそうです。地球温暖化をふぜぐためにもゴミの分別を頑張っていきましょう。
今回の視察で感じたことはライフラインに必要な浄化センターやごみ処理施設の寿命は15年くらいだとされているのに30年近く使っていていずれも倍以上の年月が過ぎています。いつ壊れてもおかしくない状況であることが怖いなと思いました。煌びやかで便利な施設がたくさん作られているいる一方でライフラインに必要な施設にもっともっと目を向けていかなければと思いました。私たちの税金は限りなくあるわけではありません。有効に使われるように市民の目で今一度考えてみることが必要だと感じました。
今回の研修を経験し大和市の仕組みやいろいろな施設のことを知ることができました。課題を見つけ大和市が安心安全で暮らしやすいまちとなるように政策提案していきます。