「小学生不登校どうすれば」
1月18日、みらいゲート秋葉原にて「小学生不登校どうすれば」の講演&見学会に参加しました。講師の石井しこうさんはご自身も中学受験をきっかけに不登校だった経験をお持ちで当時はフリースクールまだ珍しかった時代でフリースクールに通っていると言っても理解されなかったそうです。
現在年々小学生の不登校は増え続けおり、10年前に比べて5倍に増えています。
原因としては人間関係、先生、特性、親子分離の不安の4つの原因があるそうです。
人間関係で悩むお子さんがが1番多く、その中でもいじめが原因が多いそうです。先生は軽いと思っていても、本人とってはしんどいことが多いといいます。
先生が原因ということも多く、文科省が生徒にとったアンケートでは5人に1人が先生が原因だといいます。先生の怒鳴り声で自分だけでなく他の人が怒られていても怖いといいます。またトラブルを先生に言っても解決しなかったので学校は自分を守ってくれるところではないと思ってしまうということです。
特性というのは集団行動が難しかったり、注意欠陥多動症でじっとしていれれないという特性を持ったお子さんへの理解がなく許されないムードで先生や友達にちゃんとしろと言われることで学校に行きたくなくなってしまうといいます。
母子分離不安というのは子どもが母親から離れることがで恐怖を感じるということです。この場合は安心するまで一緒にいることで解決できるといいます。
子どもが弱いからではなくどんな子供でもなる可能性があるといいます。親の性格や性質、育て方や働いているからではありません。学校からは「がんばらせて」と言われたり、病院では精神的なものでは言われます。学校への連絡が保護者にはつらく学校からは同伴登校を進められて一緒に行きますがとても辛そうで逆効果だったのではと経験上感じたそうです。一番辛いのは我が子が辛そうにしている様子を見ることです。
では行きしぶりをどうすればいいのでしょうか?
最初の処方箋は徹底的な休息です。勉強も生活も自主性に任せて大丈夫。休息するだけしたら子どもの方から提案してくるそうです。
そしてゲームでもアニメでも雑談をしてあげてくださいとのことです。
雑談は検索したり取捨選択をして語源化することで企画力がついたり、信頼関係が生まれてくるといいます。こういうことを繰り返していくうちに失敗に強い力を身につけられるそうです。
心が回復するまでの地図
1. 頭が痛いなど身体症状、、、環境調整
↓
2. 怒ったり、泣いたり、甘えたりなど感情の噴出、、、付き合ってあげる
↓
3. 辛い、苦しいなど言語化、、、最後まで聞いてあげる
↓
4. 自立・親離れ
2と3を繰り返すうちにやがて、自立できたり親離れができるようになるそうです。
不登校の主な要因と家庭でできるサポートを教えていただきました。
不登校で悩んでいる方が参考にして少しでも楽になるといいのですが、、、