第34回引地川かわくだり

7月23日、34回目となる「引地川かわくだり」が開催されました。

一時は合成洗剤の泡が立ち上り、ゴミが投棄され生き物が住めない川となりました。1990年から毎年7月に川の中に入ってゴミを拾い、川で遊ぶ活動は、途中、コロナ禍で活動の制限もありましたが今年34回目の川下りができました。今では綺麗な水辺にしか生息しないと言われるハグロトンボもたくさん見ることができました。

ゴミを拾いながら引地川に生息する動植物を観察する「かわのぼり隊」と引地川の水源地近くのふれあい広場で水生昆虫や魚を捕獲、観察する「かわあそび隊」に分かれ、川に親しみ、川が育む様々な命との出会いを楽しみました。

参加者は、市の職員も含め、かわのぼり隊19名、川あそび隊40名の計59名でした。
小谷田市長も川の中に入ってゴミを一緒に拾いに参加してくださいました。
今回は半分の距離にもかかわらず30Kgのゴミを拾うことができました。
かわあそびのほうでは、どんな魚や生物が生息するのか網ですくって水槽に入れて計測しました。今年はザリガニがたくさん獲れて子どもたちが大喜びでした。子どもたちが目を輝かせて〇〇獲れたよって嬉しそうに報告してくれたのが本当に嬉しかったです。ブラックバスは初めて獲れましたが外来種で色々な魚を食べてしまうので新たな脅威になると思われます。

子どもたちが綺麗な川で川遊びをしたり川に生息する動植物を観察できるように今後も地域や市民の皆様と一緒に綺麗な川を守っていく活動を続けていきます。